【初診予約専用】
24時間予約OK
WEB予約はこちら
住所
〒565-0842 大阪府吹田市千里山東二丁目27番9-101号
AVENSIS千里山1階

ブログ

院長コラム

子供の過蓋咬合はどうやって治すの?過蓋咬合の正しい治療法と今からできる予防・対策法について

「下の前歯があまり見えないけど、もしかして過蓋咬合?」と心配になっていませんか?
過蓋咬合の原因は複数存在し、年齢によっては治すのに手術が必要になる場合もあります。それを回避するには顎の成長が止まる前の対策が欠かせません。
こちらでは、過蓋咬合の特徴や治療法、今からできる予防・対策方法についてわかりやすくまとめました。お子様のかみ合わせについてお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。

過蓋咬合ってどういう状態?

奥歯で噛んだときに上顎の前歯が下顎の前歯に深く被さっている状態を「過蓋咬合(かがいこうごう)」といいます。正面から見たときに下顎の前歯がほとんど見えないのが特徴で、顎が短く見えるケースも珍しくありません。
かみ合わせが深いことで、食べ物が思うように噛めなかったり、下顎の前歯の先端が上顎の内側の歯ぐきに当たって傷がついたりする可能性があります。

3分の1から4分の1程度覆っている状態が正常

上顎の前歯が下顎の前歯を覆っているのは、正常なかみ合わせでもみられます。「どのくらい覆っているのか」が問題であり、3分の1から4分の1程度であれば過蓋咬合ではありません。
自分で判断するのが難しい場合は、一度歯科医院で確認してもらいましょう。

過蓋咬合をなおす治療方法とは

子供の過蓋咬合の主な原因には「上下顎のバランスの悪さ」「歯と顎のバランスの悪さ」「歯の生え方」「口周りの癖」「口周りの筋肉の緊張」「奥歯の虫歯」などが挙げられます。原因によって適切な治療方法は異なりますが、遺伝要素が強い顎のバランスや歯の生え方、口周りの癖は、以下の方法で治すことが可能です。

マウスピース矯正

小児用のマウスピース矯正は、永久歯が正しい位置に生えるよう誘導するほか、口周りの癖や口呼吸の改善にも役立ちます。永久歯を正しい位置に誘導できれば、過蓋咬合を回避できるだけでなく、将来成人矯正で抜歯をするリスクを抑えられるので、メリットは大きいといえるでしょう。口周りの癖を早めに治しておくことで、虫歯や歯周病予防、後戻り防止、滑舌の改善にも役立ちます。

床矯正

床矯正は、顎骨を少しずつ広げてバランスを整える治療法です。「顎骨を広げる」と聞くと痛そうなイメージがありますが、成長過程の顎骨はとても柔らかいため、強い痛みを感じることはほとんどありません。顎骨を広げることで歯が並ぶスペースをしっかり確保でき、過蓋咬合のリスクを大幅に抑えられます。また、永久歯が生えそろったときに全体でバランスよく噛めるようになるため、歯や顎関節に余計な負担がかかりません。

過蓋咬合をマウスピース矯正や床矯正で治すには、治療を行うタイミングが大切です。12歳以降になると顎骨の成長が止まってしまうため、小児矯正で治すのは難しくなります。後回しにすると治すために手術が必要になる可能性がありますので、気になったら早めに歯科医院へご相談ください。

過蓋咬合にならないための対策

過蓋咬合にならないためには、小さいときからの予防が大切です。「顎骨に問題があるケースは予防のしようがない」と思われがちですが、気をつけることでリスクを抑えられる場合もあります。小さなお子様をお持ちの親御さんは、ぜひ以下の内容を意識してみてください。

正しい歯並びやかみ合わせを目指す

正しい歯並びやかみ合わせになることで、食べ物を全体でバランスよく噛めるようになり、顎骨の成長に役立ちます。食べやすさを重視しすぎて柔らかいものばかり食べていると、顎骨がうまく成長せずに過蓋咬合のリスクが上がるため、注意しましょう。
歯並びやかみ合わせを整えるには、小児矯正がおすすめです。

癖を改善してよい姿勢を意識する

唇を噛んだり、舌を前に出したりなど口周りの癖がつくお子様は少なくありません。5~6歳になっても癖が残っている場合は、歯や顎骨の成長の妨げになる可能性があるため、できるだけ早めの改善を心がけましょう。生え変わりの時期は顎骨の成長期でもあり、口周りの癖があることで過蓋咬合のリスクも高まります。また、猫背は下顎が強制的にズレてしまうため、よい姿勢で過ごすことも大切です。
小児矯正では、取り外しが可能な装置の使用や、楽しみながらできる筋肉トレーニングで、口周りの癖を改善できます。お顔の筋肉にもいい影響を与え、結果的に姿勢の歪み防止にも役立ちますので、ぜひご検討ください。

早めに歯科医院へ相談する

専門家へ気楽に相談できる環境があると、トラブルを防ぎやすくなります。とくに歯科トラブルは「どのタイミングで相談していいのかが分からない」というお悩みが少なくありません。もしものときに慌てることのないよう、信頼できる歯科医院を見つけておくといいでしょう。

まとめ

過蓋咬合は、遺伝をはじめお口の状態や食生活、姿勢でも「なりやすさ」が異なります。また、予防や対策にはタイミングも重要です。顎の成長は12歳頃には止まってしまうため、気になったらできるだけ早めに歯科医院へ相談するようにしましょう。お口のなかの状態だけでなく患者様のご年齢に合った治療をご提案いたします。小児矯正を始めるタイミングはお子様によって違いますので、早すぎるかな?と思っても一度は歯科医院で調べてもらうことをおすすめします。