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院長コラム

おすすめの食べ物はこれ!気になる矯正中の食事について

矯正治療中の悩みのひとつに、「食事」があります。装置が壊れたり外れたりすることを防ぐため、治療中は食事に関する制限がかかってしまいますが、そのせいで食事の際に慎重になり、ストレスになってしまうことも少なくありません。
治療中の食べ物選びが少しでも楽になるように、本記事では矯正中の食事のコツやおすすめの食べ物をご紹介していきたいと思います。

矯正治療中におすすめの食事

特に、働きながら治療をする方は、自炊をする元気や時間がないですよね。今回は、気軽に購入できる、コンビニでも買える食事をご紹介いたします。

●お粥

お米を使ったお粥は、柔らかく食べやすいだけでなく、お腹にたまりやすいことから矯正の治療中に適している食事です。シンプルな味であり、卵やごま油、キムチなどで味変することもできるため、飽きにくいというメリットもあります。

●うどん・パスタ

コンビニにあるもので、お粥と同様に食べやすく満腹になりやすいのが、うどんとパスタです。食べる際には適度に噛みちぎりながら、無理に頬張ったり麺をすすったりしないようにしましょう。
ただし、かたくコシのある麺は噛むときに痛みを感じやすいため、うどんは柔らかい麺を使用したものを購入するようにしてくださいね。

●豆腐

豆腐も、矯正治療中におすすめしたい食べ物の1つです。低カロリーで高タンパクな豆腐は、温めても冷やしても食べやすく、薬味や調味料でアレンジしながら無理なく食べることができるため、主食にも副菜にも向いています。

●蒸しパン

矯正治療中はかたいパンを控える必要がありますが、蒸しパンやカステラ、柔らかい卵のサンドイッチなどは、通常通り食べていただけます。
ただ、器具の隙間に食材が詰まりやすいため、食後は必ずブラッシングを行いましょう。

●スープ

コンビニには必ずあるスープや味噌汁は、お腹が膨れやすく具材も柔らかいため、矯正治療中の食事に向いています。具材が大きい場合にはそのままかじらず、スプーンやお箸で小さくしてから食べるようにしてください。具材が多く入ったスープは満足度が高く、栄養面もカバーできるため、メインとして食べるのもおすすめです。

●茶碗蒸し

お豆腐に飽きた方におすすめなのが、食べやすく歯に優しい茶碗蒸しです。タンパク質を美味しく、気軽に摂取することができるため、矯正中にコンビニへ行った際にはぜひ購入してみてくださいね。

●半熟卵

コンビニに売られている半熟卵は、矯正治療中の食事や間食に向いている食材です。ただ、しっかり茹でたかためのゆで卵は、歯や装置に付着しやすいため、食べやすさを重視するのであれば半熟卵を選びましょう。
また、コンビニで売られている、卵を使ったオムライスなども食べやすいですよ。

●ハンバーグ・煮魚

コンビニでもチルド惣菜として販売されている、ハンバーグや肉団子、煮魚は、柔らかく食べやすいことから矯正治療中の食事に向いています。
挽肉やお魚を使った商品は、種類も多く飽きにくく、満足度も高いので、メイン料理に取り入れてみましょう。

●ゼリー・プリン

デザートや間食には、柔らかいゼリーやプリン、ヨーグルトなどがおすすめです。ただし、間食のしすぎは虫歯の原因にもなるため、食べ過ぎには注意しましょう。

矯正治療中には避けた方がいい食事

●かたい食べ物

ワイヤー矯正で特に注意が必要なのが、お煎餅やフランスパンなどのかたい食べ物です。かたい食べ物は、矯正治療中の痛みを増幅させるだけでなく、矯正装置が外れてしまうリスクが高くなるため、治療中の食事には向いていません。
このほかにも、氷や厚切りのステーキ、りんごやスルメイカなども、避けるようにしてください。
また、ハンバーガーやとうもろこしなど、かぶりつく必要のある食べ物も装置が脱離するリスクが高まりますので、食べるのを控えるか細かくして少しずつ食べましょう。

●粘着力が強い食べ物

粘着力が強い、キャラメルやお餅、水飴やガムなどは、ワイヤー矯正で使用されているブラケットに付着しやすく、剥がれなくなってしまう危険性があります。
無理に取ろうとすると、装置がそのまま取れてしまったり、破損してしまったりすることもありますので、矯正治療中はなるべくこれらの食べ物を我慢するようにしてください。

●装置に絡まりやすい食べ物

ネギやエノキなどは、ブラケットやワイヤーに絡まることが多いため、ワイヤー矯正中の方にはあまりおすすめできない食材です。
特に、歯の裏側に装置を付けている舌側矯正をしている方は、絡まった食材が取りにくく、力任せにブラシで擦ると装置が取れてしまうこともあります。みじん切りにしたり、食べるのを控えたりすることをおすすめします。

矯正治療中の食事のコツとは

●なるべく小さくして食べる

食事の際は、食材をなるべく小さく切ることをおすすめします。ブラケットやワイヤーの破損や脱離を防ぐだけでなく、食材が絡まったり、歯にかかる負担を軽減したりすることができるためです。
かたい食べ物でも、小さく刻んだり細かくしたり工夫すれば、治療中でも我慢せずに食べることができますよ。

●食べ物をかじらない

前歯で食べ物をかじると、歯に装着したブラケットやワイヤーに対して負担をかけ、装置の破損や脱離につながり、治療の進行を遅らせてしまうことがあります。
さらに、食べ物をかじって力をかけ続けた場合、歯の動きに悪影響を与えることがあるため、大きめの食べ物はそのまま食べず、一口サイズにして食べるようにしてください。

●加熱してから食べる

矯正治療中は、食べ物をしっかりと加熱し、柔らかくしてから食べると良いでしょう。
例えば、かぼちゃやブロッコリー、さつまいもなどは、十分に茹でたり蒸したりすることで柔らかくなるため、治療中もしっかりと栄養を摂ることができます。

まとめ

いかがでしたか?矯正治療中は食事制限が厳しく、食生活がストレスになると思われがちですが、工夫をすればストレスなく、治療中でも好きなものを食べることができます。
矯正治療中でも食事を楽しめるよう、今回ご紹介した食事のコツを参考にしてみてくださいね。