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親知らずを抜くときの治療費は?抜歯が必要な症例も解説
こんにちは。吹田市千里山東、阪急千里線「千里山駅」より徒歩30秒にある歯医者「千里山駅前歯科」です。

「親知らずを抜きましょう」と歯科医師に提案された方もいるのではないでしょうか。親知らずはさまざまなトラブルを引き起こすことが多く、抜歯を検討されるケースが非常に多い歯です。
「抜くならいくらかかるの?」「保険は適用されるの?」といった疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
この記事では、親知らずの抜歯にかかる費用について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
親知らずとは

親知らずとは、正式には第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれる、人間の永久歯のなかで最も遅く生える奥歯のことを指します。10代後半から20代前半にかけて上下左右の奥歯の一番後ろに1本ずつ生えるのが一般的ですが、なかには1本も生えてこない人もいます。3本しか生えない人や、2本しか生えていない人もいます。
生える本数や生え方に個人差があるのが特徴で、斜めや横向きに生える、歯ぐきの中に埋まったままになるといった方も珍しくなく、トラブルの原因になることもあります。
親知らずを抜くときの治療費

親知らずの抜歯にかかる費用は、保険の適用可否や親知らずの状態によって異なります。保険が適用される場合、3割負担であれば3,000円〜1万円程度が一般的です。これには診察料や麻酔、消毒、術後の処置なども含まれるのが一般的です。
スムーズに抜ける場合は費用を抑えられますが、歯茎に埋まっていたり、生える角度の問題で抜歯の難易度が上がる場合には、追加の処置が必要となり費用が高くなることも考えられます。CT撮影などが必要なケースでは、追加で1,000円〜2,000円程度かかることもあるでしょう。
また、矯正治療の前に親知らずを抜く場合は、自由診療に該当します。矯正治療は審美目的とみなされることが多く、それに伴う処置も自由診療として扱われるのです。この場合、1本あたり5,000円から〜1万5,000円程度が目安でしょう。
ただし、クリニックによっては矯正治療の費用に抜歯の処置代も含むことがあるため、事前に確認しておく必要があります。
親知らずの抜歯を検討する症例

親知らずは真っ直ぐに生えることが少なく、さまざまなトラブルの原因になるケースが珍しくありません。このため、抜歯を検討することが非常に多いです。
ここでは、どのような場合に親知らずを抜歯するのか、ご紹介していきます。
虫歯や炎症を繰り返している
親知らずの歯冠の一部のみ歯茎から出ている半埋伏の状態では、汚れや細菌が溜まりやすくなります。また、親知らずは歯列の最も後ろに位置するため、歯磨きも上手くできないケースが少なくありません。このため、虫歯や智歯周囲炎を繰り返す方も多いです。
智歯周囲炎は、親知らず(智歯)の周りの歯茎が炎症を起こした状態です。虫歯も智歯周囲炎も、重症化すると歯を失う可能性があるだけでなく、手前の奥歯(第二大臼歯)の健康を損ねる可能性も否定できません。
さらに、親知らずは口内の奥まった場所にあるため、治療が難しいこともあります。しっかりと治療できなければ、トラブルを繰り返して他の歯に影響が出るケースもあるため、虫歯や炎症が発生している場合では、親知らずの抜歯を検討することが多いです。
歯並びに悪影響を及ぼしている
親知らずがまっすぐ生えていない場合、隣の歯を押して歯並び全体を乱す可能性があります。親知らずはまっすぐ生えることが少なく、斜めや横向きに生える方が非常に多いです。
斜めや横向きに生えると、後ろから歯列を押す力がかかり、一部の歯が歯列から飛び出してしまうことがあるのです。
また、真っ直ぐに生えたとしても、今までなかった歯が歯列に加わることになるので、この影響で歯並びが乱れるケースもあります。歯並びの悪化の原因が親知らずであると判断された場合は、抜歯を検討します。
特に、矯正治療を実施する予定がある方の場合は、その段階では歯並びに影響していなくても、問題を防ぐために抜歯を検討することもあります。
強い痛みがある
親知らずが周囲の歯を押したり、虫歯になったりすることで、痛みが続いている場合も抜歯を検討します。現代の日本人においては、親知らずは咀嚼などにはほとんど関わっておらず、抜くことによる機能低下などの影響はほとんどないと考えられているためです。
何らかのトラブルを抱えていたり、痛みがあったりする場合は、残すよりも抜歯したほうが良いと判断されることがあります。
親知らずを抜かなくてもよい症例

親知らずが正常に生えていて何も問題に繋がっていない場合は、無理に抜歯する必要はありません。上下ともに真っ直ぐに生えてしっかりと噛み合っていて、清潔に保てている場合は残しても問題ないでしょう。しっかりと噛み合うのであれば、親知らずも咀嚼において重要な役割を果たせます。
ただし、問題が起きないか、しっかりと清掃ができているか確認するために、定期的に通院して経過観察を続けましょう。問題が生じた場合に早期に対応できるので、定期検診は非常に重要です。
親知らずを抜く流れ

親知らずは、真っ直ぐに生えている場合と、斜めや横向きに生えている場合があります。真っ直ぐに生えている場合は他の歯と同様の手法で抜歯できますが、斜めや横向きに生えている場合は処置が複雑になる傾向があります。
ここでは、真っ直ぐに生えている場合と、斜め・横向きに生えている場合の抜歯の流れについて解説します。
真っ直ぐに生えている場合
まっすぐに生えている親知らずの抜歯は、他の歯と同様に行われます。局所麻酔をして痛みを感じないようにしてから、器具を使用して脱臼させて抜き取ります。
処置後は痛み止めや抗生剤が処方されるので、歯科医師の指示に従って使用しましょう。腫れや痛みが出ることもありますが、2〜3日をピークに1週間程度で軽減していきます。
斜めや横向きに生えている場合
親知らずが斜めや横向きに生えている場合は、歯ぐきを切開したり、骨を一部削ったりする必要があるため、抜歯の難易度は高くなります。
まず、局部麻酔を使用して感覚を麻痺させてから、歯茎を切開して親知らずを露出させます。歯茎を切開するだけでは親知らずが十分に露出しない場合は、顎の骨を削ることもあります。
親知らずを露出させたら、歯を分割していきます。斜めや横向きに生えている場合は真っ直ぐに引き抜くことができないので、歯をいくつかに分割して少しずつ取り出す必要があるのです。
分割して抜く場合、歯根の一部が顎の骨や歯茎の中に残存してしまうことがあるので、丁寧に確認してから歯茎を縫合します。処置後1週間後程度で抜糸をするのが一般的です。
処置後は、真っ直ぐに生えた親知らずの抜歯後と同様、痛みや腫れが出ることがありますが、痛み止めや抗生剤を適切に使用しながら対処しましょう。
まとめ

親知らずの治療費は、保険が適用されるかどうかによって大きく異なります。保険が適用される場合、自己負担額は3割となり3,000円から1万円程度が目安です。矯正治療の一部で抜歯する場合などは自由診療となり、 1本あたり5,000円から1万5,000円程度が目安になります。
保険が適用されない自由診療の場合はクリニックによって費用が異なるので、事前に確認しておくようにしましょう。
親知らずはさまざまなトラブルの原因になりやすく、抜歯が検討されることも少なくない歯です。しかし、適切に管理すれば残せる可能性もあります。
親知らずの抜歯を検討されている方は、吹田市千里山東、阪急千里線「千里山駅」より徒歩30秒にある歯医者「千里山駅前歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者様を家族のように大切に思い、安心を第一に治療を提供しています。一般歯科だけでなく、矯正治療やインプラント治療などにも力を入れています。
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