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予防歯科とは?生涯健康な歯を保つために大切なこと
こんにちは。吹田市千里山東、阪急千里線「千里山駅」より徒歩30秒にある歯医者「千里山駅前歯科」です。

虫歯や歯周病が重症化すると、歯を失う原因になるだけではなく、糖尿病や心疾患をはじめ、全身の健康にも影響があることがわかっています。
いつまでも、健康な歯を保ち、自分の歯で食事を楽しみたいという方は多いでしょう。そんな願いを叶えるために注目されているのが予防歯科という取り組みです。
この記事では、生涯自分の歯を守るための取り組みである予防歯科について解説します。
予防歯科とは

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの歯のトラブルを治療するのではなく、トラブルが起こる前に口腔内の健康を維持させるための取り組みです。予防歯科には、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う、プロフェッショナルケアと自分自身で毎日行うセルフケアがあります。
予防歯科の始まり
予防歯科は、1970年代にスウェーデンで国家戦略として導入された取り組みです。現代ではスウェーデン国民の9割が定期的に歯科医院に通院しており、その成果として高齢者の歯の残数が明らかに増加しています。
日本では1989年に80歳で20本歯を残そうという8020運動が提唱され、定期検診の重要性が認識されるようになりました。
予防歯科先進国であるスウェーデンには遅れをとっていますが、近年は定期的な検診やメンテナンスが推奨され、少しずつ予防歯科の考えが定着し始めています。
定期検診との違い
これまでも、歯科医院で定期検診を受けていた人は多いでしょう。定期検診と予防歯科は別物ではなく、予防歯科の一環に定期検診があります。
予防歯科で行う内容

予防歯科ではどのようなことが行われるのでしょうか。ここでは、予防歯科で行う内容について説明します。
口腔内の検査
はじめに虫歯の有無や歯ぐきの状態を確認します。レントゲン撮影をして、目では確認できない部分の虫歯や顎の骨の状態などを確認することもあるでしょう。口腔内の細菌の数を測定することもあります。
PMTC
PMTCとは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使用して行う専門的な歯のクリーニングのことです。
歯垢や歯石を放置すると細菌が繁殖して、虫歯や歯周病の原因となります。PMTCでは、専用の器具を用いて通常の歯ブラシでは除去できない歯垢や歯石、細菌の膜であるバイオフィルムなどを除去します。これによって、虫歯や歯周病の予防につながるのです。
フッ素塗布
歯の表面にフッ素を塗布します。フッ素には歯の質を強化したり、虫歯菌の活動を抑制したりする効果があります。このフッ素を歯の表面に塗布することで、虫歯の予防効果が高まるのです。
歯磨き粉や洗口液にフッ素が含まれているものがありますが、歯科医院ではフッ素の濃度が高いものを使用するため、より高い効果が期待できます。
シーラント
奥歯の溝には汚れが溜まりやすいです。しっかりと歯磨きをしないと虫歯になるリスクが高まります。
シーラントとは、奥歯の溝を専用の樹脂で埋める処置です。奥歯の溝を埋めることで食べかすなどの汚れが溜まりにくくなるため、虫歯の予防効果が期待できます。特に、乳歯や生えたばかりの臼歯に行われるケースが多いです。
ブラッシング指導
ふだんどれだけ丁寧に歯磨きをしていても、歯並びや磨き方の癖によって磨き残しは生じるものです。
歯科医院では、現状の歯磨きの仕方を確認して、きちんと磨けていないところ、ケアを念入りにすべき箇所の指導が行われます。自分に合った歯ブラシや歯間ブラシの選び方のアドバイスも受けられます。
これによって、自宅でのセルフケアの質が高まれば、虫歯や歯周病の予防につながるでしょう。
予防歯科のメリット

トラブルがないのに、時間とお金をかけて歯科医院を受診するのは、面倒に感じるかもしれません。
しかし、予防歯科には複数のメリットがあります。ここでは、予防歯科のメリットについて解説します。
歯の寿命を延ばすことにつながる
定期的に予防歯科でケアを行うことで、虫歯や歯周病を未然に防ぐことが期待されます。また、口腔内に虫歯や歯周病などのトラブルが起こっても、定期的に歯科医院を受診していれば、早期発見や早期治療が可能になります。これによって、自分の歯を長く維持できるでしょう。
全身の健康維持につながる
歯周病菌が血管に入り込んで全身をめぐると糖尿病や心疾患、脳梗塞などを引き起こすリスクが高まることが知られています。そのため、口腔内の健康を保つことは、全身の健康維持にもつながるのです。
また、自分の歯でしっかり噛むことは、消化を助け、栄養の吸収をスムーズにし、消化器官への負担を軽減することにつながります。
治療費を抑えられる
虫歯や歯周病の治療のために何度も通院が必要になると、そのたびに費用がかかります。また、虫歯や歯周病が重症化して抜歯が必要になり、インプラントや入れ歯などで歯を補うことになるとさらに高額な治療費がかかるでしょう。
予防歯科にも診療費は発生しますが、虫歯や歯周病の治療にかかる費用に比べると安価です。また、上述のとおり、虫歯や歯周病などの口腔内のトラブルは、全身疾患とも関係があることがわかっています。これらの疾患を引き起こすと、さらに治療費がかかるでしょう。
しかし、予防歯科で、お口を健康な状態に維持できれば、長期的に治療費を抑えることにつながるのです。
口元の美しさを維持できる
予防歯科では、専門的な歯のクリーニングが行われます。これによって、歯の着色汚れを除去できるため、清潔感のある口元をキープしやすくなります。また、歯がきれいになると、その状態を維持したいという意識も高まるでしょう。
食事を美味しく味わえる
虫歯や歯周病が進行すると痛みや噛みにくさから、食べられなくなるものがあります。虫歯や歯周病を予防し、健康な歯を維持できれば、いつまでも自分の歯で食事を楽しめるでしょう。
自宅でケアをするときのポイント

自宅でセルフケアを行うときにはいくつか大切なポイントがあります。ここでは、自宅でケアを行うときのポイントについて解説します。
細かい部分を意識して歯磨きを行う
歯の表面だけでなく、歯と歯の間や奥歯の裏側などの細かい部分まで毎日丁寧に歯磨きをしましょう。できれば毎食後、少なくとも1日2回は丁寧に磨く必要があります。外出先で歯磨きが難しい場合は、うがいをすることで食べかすを洗い流すことができます。
就寝中は唾液の分泌量が減少し、口腔内の細菌が繁殖しやすい環境になりますので、寝る前の歯磨きは特に念入りに行いましょう。
補助清掃器具を活用する
歯ブラシのほかにも歯間ブラシやデンタルフロス、タフトブラシを併用して、磨き残しがないようにしましょう。これらを活用することで、歯ブラシの毛先が届かない細かい部分に付着した汚れをきれいに落とすことができます。
舌の表面には、食べかすや細菌が混ざり合って形成された舌苔という白い苔状の汚れが付着することがあります。舌苔が付着していると口臭の原因にもなるため、専用のブラシでやさしく取り除きましょう。フッ素入りの洗口液や歯磨き粉を使うのも有効です。
セルフチェックを忘れずに行う
歯茎の腫れや出血、口臭の有無などを毎日自分で確認することも大切です。異常を感じたら定期検診の時期を待たずに歯科医院を受診することで、重症化を防げます。
まとめ

予防歯科とは、虫歯や歯周病などのお口のトラブルを防ぐ取り組みです。
予防歯科では、PMTCという専門的なクリーニングやフッ素塗布、ブラッシング指導などを行い、虫歯や歯周病などを予防します。お口の健康を維持できれば、いつまでも自分の歯で食事や会話を楽しむことができるでしょう。
予防歯科はできるだけ早くはじめ、継続することが重要です。これまで口腔内の健康を意識してこなかったという人も、予防歯科の受診を検討してみてはいかがでしょうか。
お口の健康を守りたいという方は、吹田市千里山東、阪急千里線「千里山駅」より徒歩30秒にある歯医者「千里山駅前歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者様を家族のように大切に思い、安心を第一に治療を提供しています。一般歯科だけでなく、矯正治療やインプラント治療などにも力を入れています。
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