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骨が少ない場合にインプラント治療は受けられるのか
こんにちは。千里山駅前歯科 院長 中川敬史です。
吹田市 阪急千里山駅 から駅前徒歩30秒。 小児歯科・子供 矯正から大人の治療・入れ歯・インプラントまでご遠慮なくご相談ください。
インプラントを植立する時に骨が少なければ別の処置が必要なのか
インプラントを植立するためには、インプラント体を支えるだけの顎の骨が必要です。
厚みや深さはもちろんのこと、骨密度も深く関係します。厚みは原則インプラント体周囲に2mm以上がベストとされてます。
もし顎の骨が不足していると判断された場合は、インプラント治療を受ける前に骨を増やす処置を追加で受けなければなりません。
骨を増やす方法はいくつかあり、患者様の状態や要望によって変わります。治療法は以下の通りです。
骨量を増やす方法
- サイナスリフト ソケットリフト
- GBR法
- 骨移植 ブロック移植
詳しくは⇒こちら
インプラント治療の全体像
これらの治療を受けてすぐにインプラント治療が開始できるわけではありません。
骨造成を行った後は、まず術後の経過を見守る必要があります。
その後CTにて骨の量を測定し手技を選択していきます。
特に奥歯は前歯と比べて力のかかりやすい箇所です。
顎の骨が足りないと言われた場合、上記の治療法しなければ、最悪インプラント治療が受けられないという結果になってしまうかもしれません。
このように以前は大きな外科的な侵襲が手技に必要でした。
しかし、近年のインプラント材料学の発展により骨を作る侵襲は大きくへります。
その一つがARP です。
これは抜歯と同時に骨のもとになる材料を挿入する手技です。この材料により大きな侵襲を伴う手技は回避され、安全にインプラント治療を行うことができる可能性が高まります。
抜歯をすぐ行わずに、その後の治療方針を決めてから治療を行うことにより、術後の経過が大きくかわります。
抜歯かもしれない。
その後インプラントかもしれない。
こんなことを言われた方は、当院院長までご相談ください。
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