ブログ
お知らせ
歯茎の炎症 千里山 歯医者
こんにちは。千里山駅前歯科 院長 中川敬史です。 吹田市 阪急千里山駅 から駅前徒歩30秒。 小児歯科・子供 矯正から大人の治療・入れ歯・インプラントまでご遠慮なくご相談ください。
歯茎が赤く腫れた場合は、まず歯周病が疑われます。
歯周病では、歯茎に歯周病菌が感染して、炎症反応を引き起こすからです。
歯周病菌は、歯の表面に付着した歯垢や歯石を住みかとして、どんどん増殖していきます。そうして増えた歯周病菌は、やがて歯茎へと感染し、いろいろな悪さをしていくのです。それに対して抵抗するのが好中球などに代表される免疫細胞です。
免疫細胞たちが病原体である歯周病菌を排除しようと奮闘する結果、いろいろな物質が産生され、歯茎が腫れることとなります。これは歯周病に限らず、細菌感染によって炎症反応が起こる病気に共通しているメカニズムといえます。
歯科医院で受ける歯周病治療というのは、「歯周基本治療」から始まります。細菌の温床となっている歯垢や歯石、バイオフィルムなどを取り除き、歯面をきれいにする処置がその代表です。それに加えて、患者さんが自宅でしっかりとしたオーラルケアを実施できるように、ブラッシング指導を行うことも多いです。こういった基本的な歯周病治療を行うことで、歯茎の炎症を改善させていきます。
このように、歯茎の炎症は歯周病の治療をしっかりと受けていくことが改善させることが可能です。
炎症が歯茎から顎の骨にまで広がると厄介ですので、早期発見・早期治療をこころがけることが望ましいといえます。