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犬歯
こんにちは。千里山駅前歯科 院長 中川敬史です。
吹田市 阪急千里山駅 から駅前徒歩30秒。
小児歯科・子供 矯正から大人の治療までご遠慮なくご相談ください。
犬歯の重要性を知ってほしい
「その八重歯の抜歯、ちょっと待った👋」
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【犬歯は特殊な歯】
犬歯は歯の中では特殊な形をしており、犬歯にしかできない機能を併せ持っています👍
犬歯は歯の中で最も長く太い歯根を持っており、それだけ噛み合わせのチカラを必要とする歯でもあります💪
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犬歯は歯根が長く太い分、矯正で動かすにも時間がかかります⏰しかし時間がかかっても犬歯をしっかり機能させることで、前歯や奥歯が守られます😄
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【審美面での犬歯は準主役】
切歯(前から1番目)が主役なら、犬歯は準主役です💎そして側切歯(前から2番目)が脇役になり、バランスをとっています🤷♂️
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セラミック矯正などで犬歯(八重歯)を抜歯して第一小臼歯(前から4番目)やブリッジで犬歯の代わりをする場合、見た目には綺麗になりますが、果たして機能面はというと…
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【機能面での犬歯はハンドル】
歯は一本一本の形態が違います🦷理由は歯の形態によって担うべく機能が違うからなのです🪢一般的には「前歯は噛み切る」「奥歯はすり潰す」ですが、それだけではありません🙅🏼♂️
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歯の機能を「車」に例えると、「奥歯がタイヤ」「前歯がブレーキ」「犬歯はハンドル」の役目を担っています🚗そのどれかが機能しなくなると、本来出来ない機能を他の歯でしないといけなくなります🚜
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その中で「犬歯」は最も歯根が太く長く歯槽骨に埋まっています🧜🏻♂️犬歯はそれほど「チカラ」を与える必要がある歯だからです🙋🏻♂️
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犬歯(ハンドル)を機能させることにより、前歯(ブレーキ)や奥歯(タイヤ)が本来併せ持った機能を果たせるようになることで、歯への負担が軽減し、歯の寿命や歯ぐきの健康に繋がります🙆♂️
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また犬歯はハンドルの役割があるため、犬歯を正常に機能させることで、口の開閉運動を担っている顎関節にも無理な負担がかかりにくくなると言われています🙇🏻
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【犬歯をなるべく抜歯しないでほしい】
酷い虫歯や歯周病などでやむを得ず犬歯を失ってしまった場合を除き、犬歯を抜歯するということはそれだけ他の歯に与える影響が大きいことを理解していただきたい🧛🏻♂️
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八重歯や叢生で犬歯が機能していない場合は、ワイヤー矯正治療やマウスピース矯正治療で歯の位置修正を行い、それでも咬耗や擦り減りなどで機能しない場合はセラミックを併用する場合もあります💎
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